藤原伊織 著 「ひまわりの祝祭」
- 2013/11/11
- 12:34
熱しやすく冷めやすい読書熱。
寒くなってくるとバイクで遊ぶのも億劫になり、この熱が上がり気味になりますね。
今回は
藤原伊織 著 「ひまわりの祝祭」


氏の小説を読むのは「テロリストのパラソル」以来、2作目です。
-----------------------------
3年前に自殺した妻は、妊娠を隠していた。
主人公は無精子症であるのに・・・
以来無為に生きていた、美術とギャンブルの才能を持つ元デザイナーの主人公。
ある日「現金500万円を今夜中に捨てたい」と言う元上司に違法カジノへ連れて行かれます。
そこで出会った女性は、生前の妻に瓜二つ・・・
その後、アンダーグラウンドな組織や個人が彼の周辺を騒がしくします。
どうやら、キーワードは「ゴッホのひまわり」・・・
-------------------------------
以前読んだ「テロリストのパラソル」と同じく、「バイオレンス・ハードボイルド」でありつつ「ミステリー」でもあり、ひねた世界観を描きつつ人間の誠実さを信じたい気持ちが滲み出ている、そんな作品でした。
ある筈のないシチュエーションに、いるはずのない人物像なのに、妙にリアリティがあります。ついつい続きが気になって、どんどん読むペースが上がってしまいました (^^ゞ
寒くなってくるとバイクで遊ぶのも億劫になり、この熱が上がり気味になりますね。
今回は
藤原伊織 著 「ひまわりの祝祭」
氏の小説を読むのは「テロリストのパラソル」以来、2作目です。
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3年前に自殺した妻は、妊娠を隠していた。
主人公は無精子症であるのに・・・
以来無為に生きていた、美術とギャンブルの才能を持つ元デザイナーの主人公。
ある日「現金500万円を今夜中に捨てたい」と言う元上司に違法カジノへ連れて行かれます。
そこで出会った女性は、生前の妻に瓜二つ・・・
その後、アンダーグラウンドな組織や個人が彼の周辺を騒がしくします。
どうやら、キーワードは「ゴッホのひまわり」・・・
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以前読んだ「テロリストのパラソル」と同じく、「バイオレンス・ハードボイルド」でありつつ「ミステリー」でもあり、ひねた世界観を描きつつ人間の誠実さを信じたい気持ちが滲み出ている、そんな作品でした。
ある筈のないシチュエーションに、いるはずのない人物像なのに、妙にリアリティがあります。ついつい続きが気になって、どんどん読むペースが上がってしまいました (^^ゞ
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